2008年秋・冬 スペインへの旅 11/30 [スペイン]
2008年11月30日(日)
朝、早くに起床、時差ボケのためしょうがないです。8時に朝食。昼食が日本よりも遅いのでどうしても朝食は食べておきたいのでいつも食べちゃいます。これを抜けば少しでも食べ過ぎを調整できるのですが・・・。

9時にホテルにラウルが来てくれるはずですが来てなーい、昨晩あんなに飲んだしなぁ・・・・。わぉっ!30分遅れでちゃんと迎えに来てくれました・笑。ホテル前とラウルの愛車の1台、ベンツのゲレンデヴァーゲン。

リアス・バイシャスからポルトガル国境沿いのモンテレイに移動。車で1時間ちょっとと言っていましたがゆうに2時間以上かかっています・笑。
途中の山道は真っ白の雪景色、寒いです。さらに風邪が悪化しそうです。
モンテレイの "Bodegas Quinta de Muradella" はアメリカのザ・ワイン・アドヴォケイトやスペインのペニンガイドでも高得点をマークする "A TRAVE" をラウルが醸すボデガなのです。"Bodegas Quinta de Muradella" のオーナーのJose Luis Mateo Garciaさんは見るからに真面目そうで優しそうな御仁でした。この小さなボデガからこんな偉大なるワインが出来るなんてなかなか想像できませんよね。
"A TRAVE"はほんの少しだけ分けてもらえましたが、ここのボデガのワイン、"FINCA NOTARIO" "BASTARD" "ALANDA" "GORVIA" などにも非常に私は興味を持っていて今回の旅では一番行ってみたかったボデガなのです。


今回ちなみに "A TRAVE" の白は分けてもらえた数はなんと12本でした。商売にはならないですよね・笑。
スペインにももう最後の1ケース(6本)しかないそうで、夜の食事に飲む事になりました。
ガリシア有機農業統制委員会 (Craega)より認証された畑から本当に素晴らしいワインたちを醸し出します。ステンレスタンク、樽、そしてボトルから沢山のワインを試飲させてもらいましたがどれも素晴らしく、ぜひ日本で販売したいとJose Luisさんと話をしたところ、OKの返事をもらいました。ここのワイン、絶対に日本でも喜ばれると思います。

小さなタンクによりいろいろな各葡萄別にワインを醸します。

まだまだ手作業の部分も多く、本当にワインって農産物だなぁと感じさせてくれます。美味しいワインってつくり手の愛情によってつくられているんだなぁと感じました。愛犬のシェパードもとても可愛かった。

ずっとここに居たいのですが次の予定もあり、いったんさよなら、夜の食事はご一緒できるとの事、とても楽しみ!
次は今年の5月も会った、サングラスをするとデカプリオ似の"Pedro Rodriguez Peres"の "Bodegas Quinaro" に移動。ここはとても小さなD.O.リベイラ・サクラにあるボデガで、あのザ・ワイン・アドヴォケイトで98ポイントを獲得したエル・ヘカードをラウルが醸すボデガ。ここのワインは "adega guimaro" と言う名でリリースされます。

前の二つがあまりに小さいのでこのレベルでも大きく見えます・笑。でも、スペインでは本当に小さなボデガです。

ペドロ(えっ、デカプリオに似てないって!)、樽の中をチェックするラウル。そしてこの中にあのエル・ヘカードの樽もあるのです。"adega guimaro"を数アイテムと樽からのエル・ヘカード2007をテイスティング。ペドロも夜の食事に来てくれるとの事でここでバイバイ。

最後にペドロと記念撮影、はい・パチリ!
次は予定外だったのですが、ラウル・ペレスがコンサルタントをしている "ADEGA ALGUEIRA" に移動。ここも今話題の生産者でザ・ワイン・アドヴォケイトでも非情に高い評価をされています。

レストランも経営されているオーナー、フェルナンド・ゴンザレス・リベイロ氏が昼食をご馳走してくれました。美味しいワインに美味しい料理、スペイン人って明るいわけだっ!


元銀行家のやオーナーはしばらくスペインの経済の事をラウルと話をしていたのですが、あるタイミングからワインの話になり、ラウルの話を神妙に聞いていました。
そして私たちに『このリベイラ・サクラと言う地は本当に大したワインが出来なかった。そこにラウルが来てくれ、今までとは全く次元の違うワインをつくりだしてくれた。リベイラ・サクラのワイン関係者にとってはラウルは神のような存在だ!』と話してくれました。

そんな話しを聞いたラウルは『僕はそんな凄い事はしていない、リベイラ・サクラと言う地が素晴らしい葡萄ができることがあるからできた事だ』とオーナーに話していました。『人間はよけいな事をしてはいけない』とも話をしていました。
やっぱり、ラウル・ペレスって本当に凄いんだと改めて感じた瞬間でした。
食後、バルで非常にアルコール度数の高いオルホをご馳走になりました。けっこう良い風邪薬になったかも・笑。そしてリベイラ・サクラに来たのなら、絶対に畑を見なさいと言われ、みんなで畑を見に行きました。

急斜面に段々畑のようにあるとは聞いていましたがこんなに急斜面とは思ってもみませんでした。畑を見た瞬間、本当に驚きました。ローマ時代に作られた畑で今の時代だったら絶対にこんな場所には作らなかっただろうと "ADEGA ALGUEIRA" のオーナーが話をしていました。写真で見るよりもずっと凄いです。怪我人とかでないのかなぁ・・・・・。高所恐怖症の僕にはここの畑作業は絶対にできません。しばらく畑を見て、オーナーとも別れ、今晩の宿泊先の "La Puerta del Perdon" に移動です。
キリスト教の聖地であるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路が通る、ビエルソ。今晩宿泊のホテル、 "La Puerta del Perdon" はその通りの前に建ちます。プチホテルでホテル内にはサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼関係のいろいろなものや写真が飾られています。


この日は私たちだけの宿泊なのでどの部屋でも使ってよいという事になり、私は "D.O. El Bierzo" にしました。部屋にはビエルソの有名なワインのラベルや有名な生産者の写真が飾られていました。その中にはもちろんラウル・ペレスもいましたよ。

夜、9時前にラウル・ファミリーたちが迎えに来てくれました。ロドリゲスさんが私たちのスーツケースをビゴ空港によりもってきてくれました。これからラウル・ファミリーのみんなと大宴会、みんなでレストランに向かいました。
皆さん、ご自慢のワインをレストランに運んでいます。いったい何本あるんだろう・・・・・。

この晩の会場は "VILLA MENCIA" 、集まったメンバーは"Bodegas Forjas Salnes"のロドリゲス夫妻、"Bodegas Quinta de Muradella"のホセ・ルイスさんと彼女、"Bodegas Quinaro"のペドロ、そして今ラウルの助手のような仕事をしているもうひとりのペドロ、飛び入り参加のポルトガルの"Bodegas Quinta do Feital"のホセさん、そしてラウル・ペレスに日本チームの4人で、計12人。


乾杯はなんだと思いますか。
昨日に引き続き、笑っちゃいました。ジャック・セロスのシュブスタンスが乾杯のワインでした。ラウルって本当にシャンパン好きなんですね。本当に笑っちゃいました。
美味しいお料理に沢山のワインを飲みましたぁ~。

どんどんワインが空になっていきます・笑。
そして、本日メインのワイン、約30年前のアルバリーリョとカリーノのワイン。ラウルが頑張って抜栓しました。いやー、アルバリーリョって若飲みと言われていますが、しっかり飲めるので驚きました。カリーノももちろんなかなかグッドでした。

飲んだワインは結局22本。飲んだワインのリストはありますが、またそれは何かの時にでもご紹介しますが、みなラウル・ファミリーのつくったワインでどのワインも本当に素晴らしいワインでした。なんか、ワインって良いなぁとつくづく感じました。
最後にデザートとコーヒーをいただき、この楽しい宴は終了となりました。

みんな素晴らしいワイン生産者なのに本当にラウルの事を信頼し、ワイン造りの相談をしているみたいです。またまた、ラウルって本当に凄い奴なんだという事を実感しました。
まだ先の話ですが、来年の4月にラウル・ファミリーが、みんなで来日する事が決定しました。今から胸がわくわくしています。
夜中もまわったので皆様とお別れし、ホテルに戻り、就寝。ほんとうに楽しい一日だった。スペインに来て、2日目が無事終わりました。
今日出会えた皆様に感謝!
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Bodegas Quinta de Muradella 昨年の11月29日から行ったスペイン。前半は私が天才醸造家と思っているラウル・ペレスとその仲間のボデガに訪問することでした。スペインに到着した翌日に行ったD.O.モンテレイ(Monterrei)、日本の皆さんはどこにあるかもわかりま…[続く]








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