2011年冬 スペインツアー その9 (2011年11月29日) [スペイン]
2011年11月29日
朝、10時にボデガス・ヒメネス・ランディのダニエル・ゴメスが迎えに来てくれました。今、スペインワイン界で若手ではラウル・ペレスと双璧の造り手でしょう。性格はラウルとは正反対ですけどね・笑。僕は二人とも大好きですけど。
で、この二人も仲良しで "エル・レベントン2007" を二人で造り、そのワインがきっかけで私はヒメネス・ランディを扱うようになりました。
ダニエルから新たなるプロジェクトの話を聞き、その新たなるワイン、"LAS UVAS DE LA IRA" を造る畑を見に行こうと言うことになりセブレロス村に向かい出発しました。途中高速道路でフェルナンド君の車と偶然に遭遇しました・笑。
ボデガス・ヒメネス・ランディはD.O.メントリダに拠を構え "エル・レアル・サン・ビセンテ村" の標高1,000m近い山中周辺に10区画の花崗岩質土壌の畑を管理し、酸の綺麗なとてもエレガントなワインたちをつくり出します。また、カスティーリャ・イ・レオン州のセブレロス村でも高地にあるエル・レベントン畑からもスペインを代表するワインをリリースしています。
昨年、ロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイトのスペインワイン特集で "エル・レベントン2008" が97ポイント、 "カントス・デル・ディアブロ2008" が96ポイントと100ドル以下のワインとしては最も高いポイントを獲得しました。
また、最も有名なスペインワインガイド、ペニンガイドでも非常に高い評価を得ております。ペニンガイドは95ポイント以上のワインを "EL PODIO(VINOS EXCEPCIONALES) 〔※表彰台・例外的に素晴らしいワイン〕 として別ページで取り上げられるのですがその数は 2010年は75/8700 (0.862%)、2011年は100/9400 (1.06%)、2012年は150/9800 (1.53%) と大変少なく、ヒメネス・ランディは2010年がカントス・デル・ディアブロ2007(97P)、エル・フィン・デル・ムンド2007(95P)、2011年がカントス・デル・ディアブロ2008(97P)、ジ・エンド2008(96P)、エル・レベントン2008(96P)、2012年がピエラゴ2009(95P)、アタウルフォス2009(95P) とその栄誉を与えられました。
この3年間で7つのワインが95P以上を獲得した素晴らしいボデガです。
そんな素晴らしいボデガはダニエル・ゴメス・ヒメネス・ランディと従兄弟のホセ・ヒメネス・ランディによって2004年にスタートされました。この7年でまさにスペインワイン界のスーパースターに登りつめました。
ヒメネス・ランディの新プロジェクト "LAS UVAS DE LA IRA" の畑はまたまた驚く場所にありました。セブレロス村で最も高い場所にあった畑エル・レベントンを抜き、さらに高い標高1,100mの場所にその畑はありました。

車1台がやっと通れるような登山道をルノーの四駆でどんどん上っていきます。写真の正面に見える畑はダニエルの彼女がつくる "LA FABULA" の畑(標高1,000m)で "LAS UVAS DE LA IRA" はそのさらに登ったとこにあります。
"LAS UVAS DE LA IRA" の畑から見る雄大な景色。写真からでも標高の高さは感じてもらえますよね。

ダニエルは『ここは太陽と風とハーブと高標高がつくり出す味わいのワインなんだ』 とダニエルは話します。彼が管理する畑のほとんどが驚くような場所にあります。平地の畑と比べ何倍も経費や時間を費やさなければなりません。でもダニエルは言います、僕は世界最高のガルナッチャワインを造りたいんだ、それにはこういった畑じゃないとできないんだ、と。
"LAS UVAS DE LA IRA" の畑を堪能し、その次ぎもまた新たなるプロジェクトの白ワインをつくるアルビーリョ・レアルが植えられている畑を見に行きました。
この白ワインは300本弱の生産量で、スペインのビラ・ビニテカとアルマ・ビノスという有名ワインショップ、そして米国と英国、あとはハルヒコのところにだけ販売する特別なワインだとダニエルが話してくれました。
写真は向かって左がガルナッチャ、右がアルビーリョ、ガルナッチャは枝が上に育ち、アルビーリョ・レアルは地面に這うように育つとダニエルが教えてくれました。アルビーリョ・レアルのリリースも今から本当に楽しみです。
セブレロス村はメントリダのエル・レアル・サン・ビセンテ村と違い土壌がピサーラ(粘板岩質土壌)、花崗岩質土壌はエレガントなワインになり、粘板岩質土壌は複雑味あるワインになると言われます。
午後、ダニエルもそのメンバーのコマンドGのみんなとD.O.ビノス・デ・マドリッドで最も標高の高い畑、ラス・ウンブリアス畑で会うためセブレロスをあとにしました。
ボデガス・ヒメネス・ランディのワインたちは こちら !








コメント 0