2011年冬 スペインツアー その10 (2011年11月29日) [スペイン]
2011年11月29日 昼
"コマンドG" のメンバー&ダニエルの彼女ベアトリスとD.O.ビノス・デ・マドリッドで合流、ラス・ウンブリアス畑に行きました。
ここラス・ウンブリアス畑はD.O.ビノス・デ・マドリッドで最も標高の高い(1,000m)畑とのこと。良いワインを造るためならどんな困難も乗り越えるのです。
コマンドG(ガルナッチャ)は、3人の仲の良い醸造家、ボデガス ヒメネスランディのダニエル・ゴメス、ボデガス
マラニョネスのフェルナンド・ガルシア、ベルナベルバのマルク・イサルトが、すべてのビノス・デ・マドリッドのテロワールを調査し、最高のガルナッチャワインを造ることだけを目的にした、個人的なプロジェクトなのです。
ファースト・ヴィンテージの "ラス・ウンブリアス2008" はペニンガイドにてデビュー早々、ビノス・デ・マドリッドで見事第一位の座につき、表彰台と呼ばれる最高の1本としても紹介されました。さすがですよね。
畑に着き、ワイン、グラス、テーブル、水、そして食材を運び、ここでランチをすることになりました。
ランチタイムの前にワインのテイスティング。
まずはダニエルの彼女が造るワイン、ブランド名は彼女の名前の "BEATRIZ" 、ワインはD.O.ルエダのベルデホから造る "EL BARCO DEL CORNETA" とセブレロス村の高標高(1,000m)の畑から生まれる "LA FABULA" をテイスティング。
"EL BARCO DEL CORNETA" はルエダでは珍しい天然酵母で醸したワイン。前回、瓶詰め直後に飲んだときよりも数段美味しくなっていました。非常にエレガントなベルデホのワインで、ダニエルはこれが本当のベルデホの味わいだと話してくれました。"LA FABULA" おとぎ話という可愛い名前のワイン、非常に酸の綺麗なエレガントなワイン、ヒメネス・ランディのワインともやはり異なる味わいですが、素晴らしいワインでした。
次は午前中に行ったセブレロス村でダニエルが新たに始めたプロジェクト "LAS UVAS DE LA IRA" のワイン。
こちらはボリューム感のある複雑味のあるガルナッチャ。美味しい。。。。 そしてアルビージョ・レアルから造る白ワイン、これも非常に興味深いワイン。リリースがとても楽しみなワイン。

次がコマンドGのワインたち。 "la bruja averia2010" は軽やかでエレガント、とてもチャーミングな味わい。ガルナッチャとは思えない繊細さ。素晴らしい。。。 "las umbrias2009" はさらに味わい深い。酸が綺麗で複雑味のあるエレガントさ。非常に緻密な味わい。 "rumbo al norte2009" 一番高額なワイン。まだまだその実力はわからない、何かを秘めたような味わいのワイン。これからどのように変わっていくのかがとても興味深い。

はい、どのワインも本当に素晴らしいものばかりです。全部欲しくなっちゃいました・笑。

葡萄の枯れ枝に火をつけ子羊のあばら肉を焼きます。
仲間のワインと呼ばれるラス・ウンブリアスのラベル。

はい、再現してもらいました。本当にみんな、仲がいいのです!

楽しい時間。





造り手たちとその美味しいワイン、そして心のこもったもてなし、美味しい料理、美味しい空気、もう最高のひとときでした。
ダニエル、マルク、フェルナンド、そしてベアトリス、本当にありがとね。とても楽しく素晴らしい時間でした。
楽しいランチ・パーティを終え、ボデガス・ヒメネス・ランディへ。
ダニエルのお母様とお祖母様が体調悪く、看病をしなければならないので、ボデガでは従兄弟のホセが対応してくれました。
ボデガに着き、ダニエルとはバイバイ、ボデガでホセとミーティング。

小さなボデガですがここから世界中のスペインワインファンが注目するワインたちが生まれるのです。
ホセが昼食を食べながら2010年ヴィンテージを飲もうと。ホセ、ランチ・パーティのこと知らなかったのかなぁ。



ホセの力作、子豚とジャガイモの料理。 僕のはしっぽ着き・笑。
すごく美味しかったぁ、もっと食べたかったけどさすがにお腹がいっぱいでおかわりはできませんでした。

ワインは全て2010年ヴィンテージ。
キュヴェ・アライ(仮名)、今年の5月に訪問した際、いろいろな樽からワインを試飲して、一番気に入った樽、プレシデンテ畑バレルBを来年の90周年記念ワインとして詰めてもらったもの。僕の理想の酸が綺麗でエレガント、軽やかで緻密さを持ったそんなワインとなりました。うれしいー。。。
ピエラゴ、ボデガス・ヒメネス・ランディにとって一番重要なワイン。3つの素晴らしい畑のガルナッチャをブレンド。2008年ヴィンテージから今のスタイルになりましたが本当に素晴らしいワインになりました。
アタウルフォス、ダニエルが自分がワイン造りをしてきて最高の出来映えだと思っているとコメントしたスペシャルキュヴェのひとつ。世界中からすごいオファーが来ているとのこと。日本の割り当ては240本。
ジ・エンド、スペシャルキュヴェの中では一番早く飲み口が良くなるワイン。酸が綺麗でエレガント、とても柔らかな雰囲気のワインになります。
まだボトリングして二日目とのことでまだまだ実力はでていないけれど、ぜったいに美味しくなりそうな雰囲気は十分感じ取れました。リリーが楽しみです。
打ち合わせ等終了し、一度ホテルに戻り、シエスタタイム。 夜はホセと食事です。
夜、8時にホテルにホセが迎えに来てくれ、話題の和食店、99鮨バーに連れて行ってくれました。

ワインは1本目はヘラルド・メンデスの "ド・フェレイロ・アルバリーニョ2010" を頼みました。ワインリストもなかなかグッドです。







ホセにもいろいろな話を聞けとてもおもしろかった。2009年までボデガから全く給料が取れなかったなど苦労も大変だったようだがぜったいに成功するという自信もダニエルとともにあったそうです。
今ではスペインを代表するボデガのひとつになり、本当にすごいことだと思います。こんな素晴らしいボデガのワインを扱える喜び、本当に嬉しく思っています。
明日はリオハに移動、ホセにホテルまで送ってもらい就寝。








コメント 0